キャリアアップしやすい介護業界


もし全く違う職種にキャリアチェンジしたいと考えているのであれば、ぜひオススメしたいのが介護の世界です。高齢化社会の影響により、人材ニーズもどんどん上がっています。そのため、未経験から勉強するにはうってつけの業界だといえるのです。

介護を取り巻く環境はより複雑化しています。超高齢化社会への突入に伴い、介護関連のさまざまな法改正によって、介護業界に新しい業種が次々と生まれているのです。中でも介護福祉士はメジャーな業種であり、多くの施設で募集しており、男女問わず引く手あまたな状況が続いています。介護関連の職種が非常に多岐にわたっているだけに、5年後や10年後を見据えてキャリアアップがしやすいのも魅力です。、自分の仕事の幅を広げるチャンスが大きく広がっているため、仕事に従事しながら方向性を決められるのです。

介護福祉士からのキャリアアップとして、王道と言われているのがケアマネージャーの資格取得です。ケアマネージャーは介護保険が必要な高齢者の相談サポートやケアプランを実施する人材であり、介護に関する幅広い知識が求められる仕事です。介護保険制度が平成12年にスタートして以降に登場した仕事であるケアマネージャーは、現場で経験が5年以上を超えた者にのみ受験資格が授けられるだけに、それなりのスキルが要されます。簡単にできる仕事ではないからこそ、やりがいも大きいといえるでしょう。

知っておいてほしいのは、ケアマネージャーはただ介護経験が5年あるだけでなれる職業ではありません。ケアプランを立てるならば、どんな相手とも信頼関係を築く力を養う必要があります。いずれケアマネージャーになりたいのであれば、仕事に対する責任感、利用者目線に立つ心掛けなど、介護で人間力を身につけることを重要視しなければならないのです。